ブローチ
ツリーの形のブローチ。
とても思い入れのあるモノ。
息子兄を出産。
入院中に娘が二歳の誕生日を迎えたという。
12月19日。息子誕生。
12月21日。娘二歳。
病室で誕生日ケーキを食べた。
実家から主人が会社に通い、休みのときに主人と娘が二人でお見舞いに来たときのこと。
娘の胸にこのブローチが。
どうしたの?かわいいね。って聞くと、
お父さんに買ってもらったとカタコトの日本語で喋る(笑)
え〜〜!!
よかったねぇ〜!!
涙が出そうになったことを今でも覚えてるし、思い出したら鼻がじんわり。
これがいいの?こっちにする?
なんてやりとりがあったのかな。
買ったあとに胸につけてあげたのは主人。
どんな光景だったんだろう。
私のいない二人の世界ってどんななんだろう。
なんてことを考えてたら、主人はお父さんになったんだな、なんて今さらだけど失礼なこと思ってしまったっけ。
娘が生まれる前から仕事が忙しく、まだうまく喋れない子供とどう向き合っていいのかわからない新米お父さん。
会話が成り立つようになってからやっと子育てしてる、と感じ始めたよう。
あ。
ちゃんと手伝いはしてくれてましたよ。
おむつもお風呂も家にいるときにはしていました。
ただホントに当時は夜中まで仕事してるのは日常茶飯事だったから。
娘と触れあうことはなかなかなかった。
今朝、このブローチを見ながら昔を懐かしんでいた主人。
あれからもう8年が経とうとしている。
娘は二桁の10歳。
息子は8歳。
半分成人式なんて言葉があるように、感慨深いBirthdayweekになりそう。
誕生日にこのブローチの話をみんなに話そう。
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